いつもアワプラジオの活動を見守ってくださりありがとうございます。

 私たちが制作にかかわってきたFMわぃわぃ(神戸市長田区)の番組「東京ラブレター」が、3月のオンエアをもって終了となりました。アワープラネットTV(アワプラ)制作時代に、阿部浩一がお手伝いに加わるかたちでかかわりが始まって6年。主に首都圏でのNPO、NGO活動を紹介するという趣旨で、「あまり他では取り上げられたことがなくてもすばらしい活動」を紹介していこうと取り組んできました。
 
 一時は西澤尚美さんとコンビの時期もありましたが、私より前から担当してきたアワプラの高木祥衣さんはずっと、心強い番組パートナーでした。番組の担当中には東日本大震災もありました。

 終了後のお知らせとなってしまったのは、意思疎通の点でその情報をこちらが認識できていなかった、きちんと伝わっていなかったためです。そのため、4月分のオンエアとして収録も済ませていました。こちらについてはアワプラジオのウェブサイトで公開します。

FMわぃわぃは3月をもってラジオ電波での放送を終了してネットのみに移行するなど、運営体制が変更となっています。阪神・淡路大震災のときに地域に住む外国人の方たちのために立ち上がった多言語放送が原点というわぃわぃの活動には敬意を持っていて、その活動の一端にかかわれることはとてもうれしいことでした。感謝しています。

東京ラブレターは10年くらい前に、わぃわぃとアワプラの友好の証として始まった番組だと聞いています。

 現在の率直な思いとしては「寂しい」の一言に尽きるのかなと思います。決して短くはない期間、かかわった者として思うところもあって、この「寂しい」にはさまざまな気持ちが凝縮されています。

毎月、お話いただくゲスト候補を決めたら出演依頼をする。承諾いただけたら日程や収録場所の都合を調整。台本を制作してその方の専門分野に関してリサーチをする。収録を終えたらその長い音声を30分の番組尺に合わせて編集して送る。なかなか内容が決まらずオンエアに間に合うのかヒヤヒヤしたこともありました。幸い、一度も穴を空けることなく継続してきました。

 他に仕事などをやりながら、なぜそこまでできたのかと考えると、やはり楽しくてやりがいがあったからだと思います。いろいろな未知の分野に関するお話をうかがうことは刺激的だったし、後からゲストの方のほうから発信の場を提供してくれてありがとうと感謝されることは、何よりの報酬でした。わぃわぃには他にもそういう方がたくさんいて、支えてこられたのだろうと思います。

 何事にも始まりがあれば終わりもあるのが道理です。今回の番組終了を新しい始まりであると前向きにとらえたいと思います。今まで聴いてくださった方、番組に出演してくださった方、支えてくださった多くのみなさま、本当にありがとうございました。

アワプラジオ 阿部浩一